ティーポットって、いざ買おうと思うと意外と種類が多くて迷っちゃいますよね。
「見た目がかわいいから」「なんとなく有名そうだから」って選ぶのもアリだけど、せっかくなら使いやすくてお気に入りになる一品を選びたいところ。
そこで、ティーポット初心者さんに向けて、最初に押さえておきたい3つのポイントをご紹介します!
① 素材は何がいい?
ガラス、陶器、ステンレス…素材によって保温力や雰囲気がぜんぜん違うんです。
たとえば、ガラスは中が見えておしゃれだけど、冷めやすい。
陶器は温かみがあるけど、ちょっと重め。
ステンレスは保温性バツグンだけど、ちょっと無機質かも?
② サイズ感も大事!
1人で使うなら小さめ(300~500ml)でも十分だけど、家族やお客さんと楽しむなら600ml以上のサイズが安心。
実際にどれくらいの量が入るのか、普段飲むお茶の量をイメージして選ぶと◎
③ お手入れしやすい?
毎日使うものだから、洗いやすさも重要なポイント。
注ぎ口やフタの作りが複雑すぎると、洗いにくくてだんだん使わなくなる…なんてことも。
なるべくシンプルで、パーツが外しやすいものがおすすめです!
まずはこの3つを意識するだけで、ティーポット選びがグッとラクになりますよ♪
素材で選ぶ|ガラス・陶器・ステンレスの特徴とおすすめシーン
ティーポットの「素材」って、見た目だけじゃなくて使い心地やお茶の味わいにも影響するんです。
ここでは、代表的な3つの素材の特徴と、それぞれのおすすめシーンをご紹介します。
ガラス製ティーポット
見た目が透明で、茶葉がひらく様子が見えるのが最大の魅力。
華やかなお茶の時間が演出できて、特にハーブティーやフルーツティーにぴったりです。
ただし、保温性はあまり高くないので、あつあつのまま長時間楽しみたいときには不向きかも。
来客時や、見た目を楽しみたいときに使うのが◎。
陶器製ティーポット
あたたかみのあるデザインが多く、ナチュラルでほっとする雰囲気にぴったり。
保温力もそこそこあるので、紅茶をゆっくり楽しむのに向いています。
ただし、やや重さがあるのと、割れやすいので取り扱いには注意。
和風・北欧風のインテリアにもなじみやすいのが魅力です。
ステンレス製ティーポット
とにかくタフで長持ち。
保温力も抜群なので、時間がたっても温かいまま飲めます。
アウトドアや家族でのティータイムにぴったりですね。
ただし、無機質な印象になりやすいので、見た目にこだわりたい人は、木製の持ち手などデザイン性のあるものを選ぶとバランスが良くなります。
素材ごとにこんなに個性があるなんて、ちょっとびっくりですよね。
自分のライフスタイルや使うシーンを思い浮かべながら選ぶと、後悔しないティーポット選びができますよ。
使い勝手で選ぶ|サイズ・注ぎやすさ・お手入れのしやすさ
ティーポットを選ぶとき、意外と見落としがちなのが「使い勝手」。
見た目が素敵でも、使いにくいと結局棚の奥にしまわれがちです。
毎日のティータイムを快適にするために、ここでは3つのチェックポイントをご紹介します。
サイズ|用途に合った容量を選ぼう
小さめのティーポットは1~2人分(300~500ml)に最適。
朝のひとときや、仕事中のブレイクタイムにサッと淹れたい人にはちょうどいいサイズ感です。
一方、家族や来客用には600ml以上あると安心。
何度もお湯を注ぎ足す手間が省けて、ゆったりとしたティータイムが楽しめます。
注ぎやすさ|ストレスのない注ぎ口をチェック
ティーポットの注ぎ口って、実はかなり重要です。
形によってはお茶が垂れやすかったり、流れが弱かったりすることも。
できれば、細めでやや下向きの注ぎ口のものを選ぶと、注いだときにピタッと止まりやすく、テーブルも汚れにくいですよ。
フタがしっかり固定されるかどうかも地味に大事なポイント。
傾けたときにポロッと外れると危ないので、使う前に要チェックです。
お手入れのしやすさ|シンプルな構造がベスト
毎日使うものだからこそ、お手入れのしやすさも大事。
口が大きく開くもの、フィルターやパーツが取り外せるものは、洗いやすくて衛生的です。
茶こし部分が目詰まりしにくいか、全体が丸洗いできるかなど、細かいところも確認しておくと、後々のストレスがグッと減りますよ。
デザイン性も大事!インテリアになじむおしゃれティーポットとは
ティーポットは、ただお茶を淹れるための道具というだけではなく、テーブルの上を彩る“インテリアの一部”にもなります。
せっかくなら、見ているだけで気分が上がるようなデザインを選びたいですよね。
ここでは、ティーポットのデザインを選ぶときに意識したいポイントをご紹介します
インテリアとテイストを合わせる
北欧風、和モダン、ナチュラル系など、お部屋の雰囲気に合わせてティーポットのテイストを選ぶと統一感が出ます。
たとえば、北欧風の食卓には、無駄のないシンプルなフォルム+優しいカラーの陶器製ポットがよく合います。
和の雰囲気を大切にしたいなら、南部鉄器や益子焼のような重厚感のあるデザインもおすすめです。
カラーバリエーションも注目ポイント
白やベージュなどのニュートラルな色は、どんな食器とも合わせやすく失敗しにくいカラー。
一方で、深いグリーンやマスタード、ネイビーなどのアクセントカラーを選ぶと、ティータイムにちょっとした華やかさが加わります。
特にガラス製のティーポットなら、中に入れる茶葉やハーブの色まで楽しめるので、デザインと中身の“見た目コーディネート”もできますよ。
持ち手やフタの素材もチェック
デザイン性を語るうえで意外と見落とされがちなのが「持ち手」や「フタ」のディテール。
ウッド調の持ち手がついているだけで、ぐっと温かみのある印象になりますし、真鍮や銅のアクセントがあると一気にクラシックな雰囲気に。
細部までこだわることで、「自分らしさ」が光るティーポットになりますよ。
人気ブランド厳選5選|初心者でも満足できる名品たち
ティーポットは実にさまざまなブランドから出ていますが、その中でも「初めて買うならこれを選んでおけば間違いない!」という、評判の高いブランドを5つご紹介します。
どれもデザイン性と実用性を兼ね備えたアイテムなので、自分のスタイルに合った一品を見つけるヒントになるはずです。
1. HARIO(ハリオ)|ガラスの美しさと機能性を両立
日本発の耐熱ガラスメーカー。
特に「ジャンピングティーポット」は、茶葉がしっかり開く構造になっていて、紅茶やハーブティー好きに大人気。
シンプルだけど上品なデザインで、どんなシーンにもなじみます。
2. Le Creuset(ル・クルーゼ)|カラーで選ぶ楽しさ
ホーロー鍋で有名なル・クルーゼのティーポットは、なんといってもカラーの豊富さが魅力。
キッチンに置くだけで華やかになり、保温性もあるので、見た目も実用性もバッチリです。
3. ZERO JAPAN(ゼロジャパン)|シンプルで洗練された陶器製
日本の陶磁器ブランドで、特に欧米でも人気急上昇中。
スタイリッシュな見た目と、注ぎやすさ・洗いやすさに定評があります。
小さめサイズも充実しているので、一人用にもぴったりです。
4. Bodum(ボダム)|北欧スタイルの機能派
デンマーク発のブランドで、ガラス×プラスチックの組み合わせが印象的。
紅茶だけでなく、フレンチプレス式でハーブティーなども手軽に楽しめます。
モダンでクリーンなデザインが好きな方におすすめ。
5. 南部鉄器(岩鋳やOIGENなど)|長く使える日本の伝統美
少し重めではあるものの、圧倒的な保温力と重厚感が魅力。
和モダンなインテリアとの相性が良く、使えば使うほど味が出る逸品です。
お茶好きな方へのギフトにも◎
まとめ|あなたにぴったりのティーポットを見つけよう
ティーポット選びって、なんとなくで決めると後悔しがち。
でも、素材やサイズ、デザイン、そしてブランドの特徴を少し知っておくだけで、ぐっと選びやすくなります。
今回ご紹介したポイントを簡単におさらいしておきましょう。
- 素材で選ぶなら → 見た目重視ならガラス、保温性ならステンレス、やさしい雰囲気なら陶器
- 使い勝手を考えるなら → 容量・注ぎやすさ・お手入れのしやすさに注目
- デザイン性を重視するなら → インテリアに合うテイストやカラーを意識して選ぶ
- ブランドで選ぶなら → 初心者にも扱いやすく、評価の高い定番ブランドから選ぶと安心
ティーポットひとつで、日常のティータイムがちょっと特別な時間になります。
「どれにしようかな」と迷う時間も、実はお茶の時間の楽しさの一部かもしれませんね。