英国王室御用達の紅茶ブランド徹底比較！フォートナム＆メイソン vs. トワイニング

紅茶好きなら一度は耳にしたことがある「フォートナム＆メイソン」と「トワイニング」。

どちらもイギリスを代表する老舗ブランドで、英国王室御用達というお墨付きもある実力派です。

でも、実際に「どっちが美味しいの？」「どう違うの？」と思ったことはありませんか？

この記事では、そんな疑問に答えるべく、味や香り、ブレンドの特徴を中心に両ブランドをじっくり比較していきます。

ティーバッグ派の方も、リーフ派の方も、これを読めば自分に合った紅茶がきっと見つかるはず。

フォートナム＆メイソンとトワイニング、あなたはどちら派になるでしょうか？

フォートナム＆メイソンとトワイニングとは？簡単なブランド紹介

まずは、両ブランドの基本を押さえておきましょう。

フォートナム＆メイソンは1707年創業、ロンドンのピカデリーに本店を構える高級食品店。

紅茶はもちろん、ジャムやビスケットなども人気で、上品で格式高いイメージがあります。

エリザベス女王をはじめとする英国王室にも長年愛されており、紅茶のセレクションも多彩。

特に「ロイヤルブレンド」や「アールグレイクラシック」などが代表的です。

一方、**トワイニング（Twinings）**は1706年創業と、実はフォートナム＆メイソンより1年古い歴史を持つ紅茶ブランド。

こちらも王室御用達として知られ、世界中で親しまれています。

トワイニングの強みは、何と言っても品揃えの豊富さと、安定した味わい。

スーパーなどでも手軽に手に入るため、初心者から玄人まで幅広く支持されています。

両者ともに王室御用達という点では共通していますが、ブランドの雰囲気やアプローチには違いが見えてきます。

さて、本題の「味の違い」に入っていきましょう。

フォートナム＆メイソンの紅茶は、全体的に「繊細で上品」。

香りが豊かで、渋みが少なく、まろやかに感じるものが多い印象です。

たとえばロイヤルブレンドは、セイロンとアッサムを絶妙にブレンドしており、深みはあるけれど重すぎず、どこか高貴な印象を与えてくれます。

一方、トワイニングの紅茶は「クセが少なく飲みやすい」ものが中心。

誰にでも受け入れられやすいバランスの取れた味わいで、紅茶ビギナーにもおすすめ。

特にアールグレイはフレーバーが強すぎず、すっきりとした香りが特徴的です。

まとめると、フォートナムは「豊かで洗練された味」、トワイニングは「親しみやすく軽やか」。

好みに応じて選びたくなる、そんな違いがあります。

ここでは、両ブランドの代表的なブレンドをピックアップして比べてみましょう。

ミルクティーにもストレートにも合います。

フォートナムは“贅沢な特別感”、トワイニングは“安定した日常感”が強く出ている印象です。

気分やシーンによって使い分けるのもおすすめですよ。

紅茶の味を決める大事なポイントのひとつが「茶葉の品質」と「産地」。

フォートナム＆メイソンは、スリランカ（旧セイロン）やインドのアッサム地方など、伝統的な産地から厳選した茶葉を使用。

ティーバイヤーが世界各地を訪れて選んでいるため、品質へのこだわりはかなり高いです。

トワイニングも同様に、世界中から茶葉を調達していますが、量販向けの製品も多く、生産ロットによる品質差が多少出ることも。

ただし、品質基準はしっかりしており、コストパフォーマンスは非常に高いです。

要するに、「とにかくおいしい一杯を追求したいならフォートナム」、「コスパも重視しながら楽しみたいならトワイニング」という住み分けになりそうですね。

最後に、ライフスタイルや好みに合わせてどちらが合うか、シーン別にまとめてみましょう。