「紅茶が好きで毎日飲んでるけど、なんか味気ないなぁ…」
そんなふうに思ったこと、ありませんか？
実はちょっとしたテーブルコーディネートを取り入れるだけで、いつもの紅茶時間が驚くほど特別なものに変わるんです。
「え、でもコーディネートって難しそう」と感じるかもしれませんが、大丈夫。
今回は“初心者でも揃えやすいアイテム”だけで楽しむ方法をご紹介していきます！
まずは肩の力を抜いて、「自分がリラックスできる空間をちょっと整えてみようかな」くらいの気持ちでOK。
難しいテクニックや高価なアイテムは必要ありません。
お気に入りのマグカップやお花一輪。
それだけで気持ちがほっとする、そんな時間を一緒に作っていきましょう♪
1. 最初に揃えるべきテーブルコーディネートの基本アイテム
「コーディネートって何を揃えればいいの？」
そんな疑問を持つ方は多いと思います。
でも安心してください。
まずは、以下の3つだけを意識すればOKです。
テーブルクロス or ランチョンマット
テーブル全体の印象を決めるのが、クロスやマット。
真っ白なテーブルクロスはどんな紅茶にも合いやすく、清潔感もばっちりです。
一方で、ランチョンマットなら「一人分だけ」でも気軽に雰囲気が作れるので、初心者さんに特におすすめ。
無地のものから季節感のある柄まで、手頃な価格で手に入るので、まずは1～2枚用意してみましょう。
シンプルで万能なティーセット
高級なティーカップじゃなくて大丈夫。
白や淡い色のカップ＆ソーサーが1組あれば、それだけで十分おしゃれに見えます。
もし持っていない場合は、家にあるマグカップでもOK。
大切なのは「統一感」。
お皿やカップの色味を揃えるだけで、まとまりのある印象になります。
ナプキンやカトラリーの選び方
紙ナプキンでも布ナプキンでも、ちょっと添えるだけで一気に“きちんと感”が出ます。
カトラリーは日常使いのもので構いませんが、できれば光沢のあるシンプルなデザインを選ぶと全体がぐっと引き締まります。
テーブルコーディネートは「特別な道具」より、「使い慣れたものをどう見せるか」がポイントなんです。
2. 色と素材で魅せる！初心者向けカラーコーディネート術
テーブルコーディネートって、「色の組み合わせ」が印象を大きく左右します。
でも、色のセンスに自信がなくても大丈夫。
ポイントをおさえれば、誰でもバランスよくまとめられます。
紅茶と相性が良いカラー例
紅茶の色って、あたたかみのある茶色やオレンジ系が中心ですよね。
だから、合わせる色も「ナチュラル」「やさしい」「あたたかい」を意識するとまとまりやすくなります。
たとえば：
- ベージュ × ホワイト → シンプルで落ち着いた印象
- 淡いグリーン × ブラウン → ナチュラルでほっとする雰囲気
- 淡いピンク × グレー → 上品で少し甘さのあるティータイムに
色を選ぶときは「3色以内」にまとめると、ごちゃごちゃせずスッキリ見えますよ。
陶器・木製・ガラスなど素材の組み合わせアイデア
色と同じくらい大切なのが「素材感」。
紅茶の時間にぴったりな素材は、たとえばこんな感じです。
- 陶器（カップやプレート）：温もりを感じさせる王道アイテム
- 木製（トレーやスプーン）：ナチュラルな雰囲気を演出
- ガラス（ティーポットやコースター）：抜け感が出て、軽やかな印象に
異なる素材を1つずつ取り入れると、のっぺりせず立体感のあるコーディネートになります。
たとえば「白い陶器のカップ」＋「木のトレー」＋「ガラスのポット」という組み合わせは、どんな季節にも合っておすすめです。
3. おしゃれ度UP！ワンポイントになる小物・飾り付けアイデア
基本のアイテムを揃えて色のバランスも整えたら、最後の仕上げに「ちょっとした小物」を取り入れてみましょう。
たったひとつ置くだけでも、ぐっと雰囲気が引き締まります。
季節感を出すアイテム
紅茶は一年中楽しめる飲み物だからこそ、季節に合った飾りを取り入れると特別感がアップします。
例えば：
- 春：小さな花瓶にチューリップやスイートピー
- 夏：ガラスのコースターや貝殻のモチーフ
- 秋：落ち葉の色合いを意識したランチョンマット
- 冬：キャンドルや松ぼっくり、赤いベリー系の飾り
どれも身近なお店や100円ショップでも手に入るものばかり。
「ちょっとだけ季節を意識する」それだけで、おもてなし感がぐんと高まります。
手軽に雰囲気を変える工夫
小物はたくさん揃えなくても大丈夫。
大事なのは、“何を引き立てたいか”を決めること。
たとえば：
- お気に入りのカップが主役 → 周りはシンプルに
- 花を主役にしたい → テーブルクロスや器は控えめに
- 食べ物が華やか → 全体の色味を落ち着かせてバランスを取る
こうして「どこに視線を集めるか」を意識するだけで、自然とまとまったテーブルになります。
4. 実践してみよう！3つのシーン別コーディネート例
ここからは、実際のシーンを想定して、どんなテーブルコーディネートができるかをご紹介します。
難しいことは抜きにして、イメージしやすさを大切にまとめました。
一人でのんびり紅茶タイム
「今日はちょっとゆっくりしたいな」そんな気分の日におすすめなのが、シンプルだけど心地よい空間作り。
- ランチョンマット（リネンや木目調）を1枚
- 白や淡い色のカップで統一感を
- ティーポットはあえてテーブルに置かず、カップに注いでから持ってくるとミニマルに
あえて“何も置かない”スペースを残すことで、心まで落ち着く時間になります。
友人を招いてのカジュアルなティーパーティー
会話が弾むカジュアルなティータイムなら、ちょっと遊び心を取り入れて。
- カラフルな紙ナプキンでテーブルにリズムを
- クッキーやスコーンをバスケットや木のトレーに盛り付け
- 小さな花瓶に季節の花を1輪だけ添えてアクセントに
完璧を目指さなくてOK。
ほんの少しの工夫で「ちゃんと準備してくれたんだな」と感じてもらえる空間になります。
誕生日や記念日などちょっと特別な日
いつもより少し華やかにしたい日には、全体のトーンをそろえて「特別感」を演出しましょう。
- テーブルクロスはベージュや淡いグレーなど、落ち着いた色味を
- ガラスのキャンドルホルダーやナプキンリングで少しだけきらめきを
- カップとプレートをセットにして、カトラリーの配置も少し丁寧に
音楽や照明にもこだわると、さらに雰囲気がアップします。
「自分で演出した空間で紅茶を楽しむ」その経験は、記憶にも残る時間になります。
まとめ：無理せず“自分らしい紅茶時間”を楽しもう
テーブルコーディネートって聞くと、どこか「きちんとしなきゃ」「おしゃれじゃないといけない」そんなイメージがあるかもしれません。
でも本当は、もっと自由で、自分の“好き”を詰め込んでいいものなんです。
紅茶の時間をちょっと丁寧にするだけで、暮らしの中に「ゆるむ瞬間」が増えていきます。
お気に入りのカップで飲む紅茶、テーブルに一輪の花、ランチョンマット一枚。
たったそれだけでも、「今日はいい日だな」と思えるから不思議です。
